がんになって

食道がんの闘病記

恐れていたことが現実に

 昨夜、昼に食べたそばを食べ始めた。一口、口に入れたが、途中でつかえて、降りて行かない。トイレで10回以上吐いたが、つかえは取れない。水も入っていかない。諦めて9時就寝。朝7時再挑戦、まず短いそば1本から、音が出る奈良漬の小さな切り身と一緒。かろうじて通って行ってくれた。次に長いそば1本、次、2本、3本は怖くて食べられない。一度詰まると、食べたものすべて吐き出すようになる。20分かけて、小さなそば玉1個食べられました。感謝、ありがとうございました。体重52キロ。
水は、飲むとつかえるので、舐める程度。昼は、玄米食に挑戦、いかなる結果になりますか。楽しみです。

食べ物が胸につかえる

 8月16日、故郷の温泉で夕食を戴いている時、胸(正確には食道)に食べたものが詰まり、トイレへ駈け込んで、3回吐きました。これまでに同じことが4~5回起きています。これは、体全体から「ドロドロになるまでよく噛んで飲み込んでね。」というメッセージと受け止め、ドロドロになるまで噛んでいます。食事をすることは、私にとり大事業になりました。56キロの体重(160センチ)が3キロ減りました。56キロに戻すため、食事の回数を4回にしています。変化する症状は、よくなる前兆と信じ、素直に対応しています。一方、身辺整理も進めています。

体全体の臓器に感謝!

朝起きるとき、夜寝る前、食道はじめ体全体の臓器に感謝して「今日一日よろしくお願いします。今日一日ありがとうございました。」と声を出して挨拶します。
物を食べるとき、「食道さん、これから朝食で玄米ご飯を食べます。よろしく。」と声をかけます。
忘れたときは、いけないと思いながら、「今、何々を食べています。よろしく。」がんと共存しながら
いつまでこのまま続くか、真剣勝負は続きます。